サリー
キャバ嬢は一見、ドレスやメイク、店の内装などで華やかに見える職業です。
実際、華やかなドレスを着て、華やかなお店で接客をするお仕事ではありますが、見えないところで色んな努力をし、辛い思いもしているのがキャバ嬢なんです。
キャバ嬢は白鳥のようなもの。目に見えるところは華やかで美しくても、見えないところでは必死に溺れないように足を動かしています。
今回は、元キャバ嬢がキャバクラで働く上で大変なこと・辛いことを解説します。
これからキャバ嬢をしようと思っている人も、既にキャバ嬢を始めている人も参考にしてみてください!
目次
キャバクラで働いて辛い・大変だったこと
世の中のキャバ嬢のイメージは人によって様々ですが、未だに「楽して稼げる仕事」だと思っている人も少なくありません。
現実は結構キツイ仕事です。どういったときに大変さ、辛さを感じるのかを実際にキャバ嬢をしていたときのことを思い出しながらまとめてみました。
①良いお客様ばかりじゃない
キャバクラには多種多様なお客様がいらっしゃいます。
それがキャバ嬢の仕事の面白いところでもあるのですが、大変なところでもあります。
節度を守り、楽しく飲んでくれるお客様ばかりではありません。
酒癖が悪いお客やセクハラばかりしてくるお客、暴言を吐くお客などもいます。
正直、全てのお客様をまともに相手にしていたら病みます。(笑)
マナーが良いお客様ばかりではないのが辛いところですね。
②人間関係が煩わしい
私は直接、店内の人間関係のいざこざに巻き込まれたことは無かったですが、目撃したり話を聞いたことがあります。
店や人にもよりますが、イジメがあったりキャバ嬢同士で掴み合いの喧嘩を目撃したことも。
また、ボーイの中にもたまに「女」のような人がいて、話を余計にややこしくしたり、ボーイvsキャバ嬢みたいな敵対関係が出来てしまっているお店もあったりしましたね。
普通であれば協力関係であるはずの仕事仲間ですが、「誰かの足を引っ張る人」や「悪口を言いたがる人」「トラブルメイカー」はわりとどこに行ってもいます。
それらを上手に交わしつつ、仕事もしなければいけない…という状況が結構めんどくさいです。
③指名が取れない時期(稼げない時期)がある
初心者なら当然ですが、長くキャバ嬢をしているベテランでも、上手くいかない時期というのはあります。
「スランプ」とも言える時期は誰しもあるものです。
周りのキャバ嬢は変わらずお客を呼んでいたり、新規客をゲットしていく中、自分だけ上手く集客ができない、新規を掴めない時期はかなり辛いです。
ベテランキャバ嬢でも日によってダメな日や良い日があるもの。
浮き沈みが激しいので、そういったことにメンタルをやられるキャバ嬢も多く見てきました。
④メリハリを付けるのが難しい
キャバ嬢はお店にいる間だけ仕事をしていればいい、というわけではありません。
昼でも営業連絡をしたり、お客様からの連絡に応じたり…。
仕事前には同伴、仕事が終わってもアフターなど、店が閉まっている時間でもやるべき仕事はたくさんあります。
そのため、メリハリを付けて仕事をするのが難しく、どうしてもだらしなくなってしまったり、ストレスが溜まったりしやすいんですよね。
指名客が多くなればなるほど、プライベートの時間を仕事に割くことが増えていきます。
「ダラダラといつも仕事をしているような感覚が嫌」という理由で、キャバ嬢を辞めた友人もいました。
⑤経費がかかる
キャバ嬢は時給が高いですが、時給にはドレス代やヘアメイク代など自分にかけるお金も入っています。
美容代は特にかかりますね。ネイルやまつエク、美容院にエステなどは月に2回ずつくらい行ってました。
営業で使う電話代や、お客様へのプレゼント代など、入ってくる分、出て行くお金も多いです。
普通の仕事よりも経費はかかると思っておいた方が良いでしょう。
キャバクラで働くリスク、回避する方法も知っておこう
キャバクラで働く上で、大変なこと・辛いことを紹介しましたが、続いてはキャバクラで働くリスクも紹介します。
どんな仕事でもリスクはあると思いますが、キャバクラは時給が高い分リスクも大きいかもしれません。
しかし、自分次第でリスクを軽減させたり、ゼロにすることも可能です。
キャバクラで働くリスクと回避方法を見ていきましょう。
不健康な生活になりやすい
昼夜逆転生活になるため、体内時計が狂うのは仕方ありません。
また、昼間に外に出ないようになると、肌のトラブルが増えたり、精神的な病気(うつ病など)にもなりやすくなります。
お酒を飲む仕事でもあるため、肝臓を悪くする可能性もありますし、タバコもなかなかやめられません。
回避方法:決まった時間に起きて規則正しい生活をする
不健康な生活が続くと、体にも心にも良くありません。
私が意識してしていたのは、「できるだけ規則正しい生活をすること」です。
どれだけ遅くなっても決まった時間に起床し、日の光を浴びます。
面倒ではありますが、何かと理由を作って昼間、10分でも出かける用事を作っていました。
それだけでも十分、体の疲れも取れやすくなりますし、肌の調子も良くなりますよ♪
社会生活が上手くいかない
金銭感覚が狂ってしまうと、節約できなくなったり、お昼の仕事のお給料では生活できなくなることもあります。
そのため、なかなかキャバクラを辞められず、目標もないままズルズルと働き続けてしまうことも。
若いうちは良いですが、アラサーになってくると目標もなくキャバクラで働くのはおすすめできません。
気が付いたときには、職歴も無く、昼の仕事も出来ない…なんて状況になってしまうかもしれないからです。
回避方法:金銭管理はしっかりする・お金の遣い方を変えない
キャバクラで働くのが自分に合っている場合、結構な金額を稼げることも多々あります。
だからといって、交友関係を変えたり、お金の遣い方を変えるのはNGです。
自分へのご褒美として少しくらい贅沢するくらいなら構いません。
遊び方が派手になったり、生活レベルをいきなり上げてしまうと、なかなか元には戻れなくなります。
毎月貯金額や目標金額を決めておき、地に足のついたお金の遣い方を心がけてください。
店外での危険
キャバ嬢を始めると、夜出歩くことがどうしても増えます。
お客様との待ち合わせや、友達との遊びも夜になりがちです。
そのため、痴漢に遭いやすくなったり、危険な目に遭うことも増える可能性も。
また、お客様がストーカー化するリスクも常にあります。
営業方法にもよりますが、キャバ嬢にガチ恋するお客様も珍しくはありません。
回避方法:できるだけ送りやタクシーで帰宅する
夜出歩くのをやめる必要はありませんが、人気のない場所や真っ暗な道へは行かないようにしましょう。
また、お客様がストーカー化した場合は、すぐに店に相談し、何とかしてもらった方が良いです。
放っておくとエスカレートしていくのがストーカーですから、気付いたときにすぐに助けてもらえるように手は打っておきましょう。
私もキャバ嬢をしていたとき、ストーカー化しそう…若干している…なんてお客様がいたんですが、お店に言ってすぐにNG客にしてもらい、一切相手をしないようにすると収まりました。
自分の身に危険が及びそうなときは、相手がお客様でもバッサリ関係を断ち切るのがおすすめです。
キャバクラで働くならルールを決めるべき
キャバクラでなくても、仕事をするということは大変なことも辛いこともあるものです。
もちろん、その分楽しいことだってたくさんあります!
キャバ嬢はほとんど個人事業主のようなものなので、自分の管理も自分でしなければいけません。
ダラダラと働かずに、自分の中で仕事のルールを決めて働けばリスク回避にもなるでしょう。
どうしても辛いことが多い…と感じるようなら1度お店と相談してみたり、信用できる先輩キャバ嬢に相談してみるのも良いのではないでしょうか。
お店が合っていないだけの可能性もありますから、店を変えれば辛さも無くなるかもしれませんね。
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