サリー
キャバクラで働いていると、本当に色んなお客と出会います。
普通に働いていたら話せないような、大企業の社長や会長クラスの人や、関わることがない職業の人など、色んな話を聞けるので、お客の話はとても勉強になるんですが…。
どこに行ってもいるのが「悪い客・嫌な客」なんですよね~。
今回は、元キャバ嬢が思う「良い客」の特徴と、「悪い客」の特徴、「嫌な客」の対処法を紹介!
嫌な客を相手にしないのは簡単ですが、逆に味方につけると意外と売り上げに貢献してくれることも♡
目次
キャバ嬢にモテる!「良い客」の特徴
まずは、キャバ嬢にとって「良い客」だと言われるお客の特徴を紹介します♡
多くの男性が「黙って金を落としてくれる客が良いお客なんでしょ?」と思っているかもしれません。
確かに、そんな人がいれば間違いなく「良い客」ではありますが、キャバ嬢が見ているのはお金だけではありません。
細客でも「大事にされる細客」と「適当に扱われる細客」がいるのがその証拠。
キャバ嬢にとって「良い客」であれば、月に1度しか店に来なくても、大金を落とさなくても長く良好なお付き合いができるんです♪
①比較しない
キャバクラは店によってシステムが微妙に違うこともあります。
店とお客の関係性によってもサービスが違うこともしばしば。
稀に「あの店は○○だったのに、この店は違うんだ~」といった風な面倒なことを言い出す客も。
また、別のキャバ嬢と比較して「○○ちゃんは~だった」などと押しつけがましく言ってくる人もいます。
本当に飲み慣れている・遊び慣れているお客はそういった発言はしません。
キャバ嬢によって接客の仕方が違うことも、お店によってシステムが違うことも当たり前に受け入れてくれるお客は「良い客」と言えるでしょう。
②遊び慣れている
基本的に「悪い客・嫌な客」は遊び慣れていないか、キャバクラ遊びを覚えたのが遅かったオジサンに多いです。
中でも「遅咲きタイプ」は厄介な客が多いですね。
若い頃に遊んでいない分を取り戻そうとしているのか、「遊び慣れている感」を出していちびる人が多い。
本当に遊び慣れている人は、調子に乗った発言をしたり、「お客様は神様だ」なんて態度もしません。
ただ、遊び慣れている人はキャバ嬢にとって「良い客」ではありますが、「自分だけの客」にするのも難しい傾向にあります。
③ボーイやヘルプにも優しい
指名キャバ嬢にだけ優しく、ボーイやヘルプに厳しい客ってどこに行っても一人はいます。
「上から目線で物を言える自分」に酔っているんでしょうね。
扱いやすいですが、フォローが面倒なので「嫌な客」に分類されがち。
ボーイやヘルプに優しいお客は、店にとっても「良い客」と思われやすく、そんな人が指名客の中にいると、キャバ嬢にとっても鼻が高いですよね♡
④キャバ嬢の顔も立ててくれる
イベントなどでキャバ嬢が本当に頑張らないといけない時に必ず来てくれるお客は「キャバ嬢の顔を立ててくれる良い客」です♪
マメに通ってくれるお客でなくても、必要な時に短時間でも来てくれて、楽しく飲んでサッと帰ってくれる、そんなお客がキャバ嬢に求められる「良い客」の最大の特徴でしょう。
⑤ひとりの女性として扱ってくれる
「キャバ嬢だから何を言ってもいい」と勘違いしている客も多いですが、キャバ嬢だってひとりの女性。
ですから、お金を遣う・遣わないに限らず、「好きな客・嫌いな客」がいるものです。
キャバ嬢もひとりの女性として、紳士的に扱ってくれるお客にコロッといくキャバ嬢って結構多いんですよ♡
キャバ嬢に嫌われる!「悪い客・嫌な客」の特徴
では続いて、挙げたらキリがない(笑)「悪い客・嫌な客」の特徴を紹介しましょう!
こういったお客はどのお店に行っても必ずいるもの。
「痛客」と呼ばれるお客は、「痛い」と言われるだけの理由があるんですよね。
お金を払って、わざわざ嫌われに来る、変わったお客の特徴を見てみましょう。
①武勇伝や自慢話
「昔は喧嘩ばかりしていた」「人よりも稼いでいる」「有名人と知り合い」などといった自慢話を延々としてくるお客は多いです。
キャバクラでは「あるある」と言えるくらい、「痛客」に多く見られる特徴です。
めちゃくちゃ面倒ですし、内心すごく白けますが、「すごーい」と言えば喜ぶので接客は簡単。
同じ話を何度もしたりするので面倒ですが、そこまで実害はありません。
②説教してくる客
私はこの手の客が本当に嫌でしたね。やたらと説教したがる客も「痛い客」で間違いありません。
「キャバクラなんかで働いて家族が悲しむよ?」
「キャバ嬢に向いてないと思うよ」
などなど、接客からちょっとした仕草まで、全てを否定し説教してくる客っているんです。
対して会話もしてないうちから「説教タイム」が始まることも多く、すごく面倒くさい。
こういうお客はおそらく、普段誰からも相手にされないため、キャバ嬢に説教することで発散しているのでしょう。
③自称毒舌気取りな客
女性にも一定数いますが、男性の中にもたまにいるのが「自称毒舌家」。
「毒舌」と「悪口」をはき違えて、ものを言っちゃう世間知らずタイプですね。
キャバ嬢の外見を中傷したり、とにかく悪口を言いまくるんです。
「ブス」なんて言葉は可愛いもので、「足が太い」「スタイルが悪い」「生きている価値もない」なんて言ってくることも。
女性にこんなことを平気で言える男性は、会社でも家でも「痛い奴」で間違いなしでしょう。
また、人の外見を否定する客で「イケメン」は見たことがありません。(笑)
④お触りがひどい客
キャバ嬢にとって最も面倒、避けて通れないのが「お触り」ですね。
しかし、「お触り」は店で明確に禁止されていることなので、ボーイに言えば注意してくれます。
「お触り」する客を見て見ぬふりをする店なら、移籍することを考えた方が良いです。
また、ボーイの目を盗んで触ろうとしてくる客も多いので、あまりにヒドイ場合は、お手洗いなどで席を離れ、ボーイに見ておいてもらうように言いましょう。
⑤極端にケチな客
キャバ嬢にとって「良い客」はお金を遣ってくれる客、それは間違いありません。
しかし、一晩で大金を落としてくれる客ばかりが「良い客」ではないのです。
細いお客でも、毎回少額しか遣わないお客でも「良い客」と思えるお客はいます。
キャバ嬢にとって嫌なのが「ケチな客」。
キャバ嬢に飲ませない・指名するのがもったいないからフリーで来て席に着いてほしがる…など。
明らかに「お金を遣いたくない!」といった言動をされると普通に引きます。
⑥嫉妬する客
指名キャバ嬢が、違う客席に行ったりすると「○○ちゃんはあっちのお客の方が大事なんだ」なんて言って拗ねるお客もいますね。
フォローが抜群に面倒くさいので、個人的には「嫌な客ナンバーワン」の特徴です。
拗ねて帰っちゃうお客もいますが、日にちが経てばまた戻って来て同じことを繰り返します。
そもそも「嫉妬」や「拗ねる」という行為は、可愛い女の子と小さな子どもにしか許されないこと!
いい年をしたオジサンや男性がしていいことではない!(笑)
嫌な客の対処法や接客方法は?
どこに行っても「合わない客」や「嫌な客」はいるものですが、どう接客すればいいのか?どう対処すれば正解なのか?分からないことも多いですよね。
中には本当に傷付いて泣いてしまうキャバ嬢も…。
「嫌な客」の言うことを真に受ける必要はありません。大体は聞き流すのが正解です!
対処法と接客方法を解説します。
「哀れな人」だと思ってあげる
キャバクラに来て「自慢話」や「悪口」を言うようなお客は「可哀想な人」だと思ってあげましょう。
実際、彼らは「可哀想な人」なんです。お金を払ってキャバ嬢に嫌われ、おそらく会社でも日常生活でも思い通りにいかない毎日を過ごしています…。
ボランティアをするつもりで、優しく包み込んでみてください。
悪口には「気にしていない」ということを見せるのも良いですね。
「ブス」と言われたら「よく言われる!なんでわかったの?」といった風に笑い飛ばしましょう。
そんなお客の言葉には傷付く価値もありません。
打たれ強いキャバ嬢を見て、唐突に「気に入った!指名する!」なんてこともあるあるな話なんですよ♡
「会話のさしすせそ」を使う
キャバ嬢に嫌われるお客って基本的に遊び慣れていないですから、初歩的な接客テクニックでも喜びます。
「さすが!」「知らなかった~」「すごーい」「センスいい!」「そうなんだ~」
こういった「会話のさしすせそ」を繰り返すだけで満足する客もいます。
エネルギーを使わずに、相手を気分よくさせることが出来るので実践してみましょう。
オーバーリアクション・ハイテンションで受け流す
「嫌な客だな~」と思ったら、オーバーリアクションで自分のテンションを上げて接客しましょう!
嫌な客席ほど、溢れんばかりの笑顔を意識すると、何だか楽しくなってくると思いますよ。
説教してくる客の席でもニコニコと笑顔を崩さず、「言ってくれてありがとう!優しいんですね!」とお客の発言を全てポジティブに変換して受け止めてみましょう!
「悪い客・嫌な客」も味方にできれば指名数アップ!
悪い客・嫌な客だからといって単純に避けているだけでは、キャバ嬢として成長できません。
嫌な客も味方に付ければいいんです。
「一から遊び方を教えてやるよ」くらいの強い気持ちで対処してみてください♪
意外と、「良い客」よりも「嫌な客」の方がマメに来てくれたり、なんだかんだ言いながら長く付き合えたりすることもあるんですよ♡
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