サリー
キャバクラには様々なルールやシステムがあります。
中でも、キャバ嬢にとって大事なのは「指名」ですよね!
指名がもらえるキャバ嬢ともらえないキャバ嬢では、お店にとってもお給料でも月とスッポンくらいの違いがあるんです。
指名をもらえないことには上手く稼げないのがキャバクラというもの…。
指名と言っても本指名と場内指名の2つがあり、特に大切なのが「場内指名」です。
今回はキャバクラでの2つ指名システムと、指名を上手く取る方法について解説します!
目次
本指名と場内指名の違い
指名してもらわないといけない…と考えると難しそうに思いますが、意外とそうでもありません。
キャバ嬢として見た目や仕草、仕事が普通にできていれば誰でも指名をもらうことは可能です。
まずは本指名と場内指名の違いからお話しましょう♪
本指名(A指名)
本指名というのは、お客様が来店する時に既に目当てのキャバ嬢が決まっていることを指します。
お店の入り口でボーイに「○○ちゃん指名で」といった感じで、お客様が言えばそれが本指名になります。
お店によっては本指名のことを「A指名」とも言いますね。
この本指名(A指名)の本数で、ランキングや時給が変動するお店がほとんどでしょう。
お店の入り口でキャバ嬢を指名すれば、ヘルプ以外のキャバ嬢は卓に着きません。
キャバ嬢にとって本指名は時給を左右する、とても大切なシステムです。
場内指名(B指名)
では場内指名とは何なのか?
場内指名は「B指名」とも呼ばれ、フリーで来店したお客様が、目当てのキャバ嬢を見付けた時に指名することを指します。
名前の通り、店内でキャバ嬢を指名します。
ちなみに「フリー客」というのは、指名しているキャバ嬢がいないお客様のことです。
フリーで来店した場合、60分(ワンセット)で大体、2~3人のキャバ嬢が順番に着きます。
お給料にどう影響する?
指名があるかないかで、時給やランキングが変動します。
ですから指名はとにかく大事!
指名バックもありますから、稼ぎたいなら尚更指名を取りに行きましょう!
それぞれのバックの違いをお話します。
本指名(A指名)はお客様が払う「指名料」が2000円~
お店や地域によって違いますが、本指名なら大体2000円~3000円がお客様のセット料金にプラスされます。
そしてキャバ嬢に支払われるバックというと、本指名ならお客様の支払った料金の一部が給料にバックされることも!
お店によりますが、基本的に場内指名に比べて本指名を取る方がバックも大きく、店への貢献度も大きいと思われますね。
本指名を取れば取るほど、給料も店でのランクもアップするということです。
場内指名(B指名)はお客様が払う「指名料」は1000円~
場内指名の場合は、大体1000円~の指名料金がお客様のセット料金にプラスされます。
場内指名のバックは本指名と違い、指名料金の半額がキャバ嬢の給料にプラスされるところが多いですね。
お客様が払う場内指名の料金が1000円なら、キャバ嬢に500円返ってくる…といった感じ。
本指名に比べるとバックは少ないですが、ハッキリ言って場内指名を取れないキャバ嬢は本指名も取れません。
まずは場内指名をもらうことから!場内指名の取り方!
本指名と場内指名では返ってくるバックが結構違うので、フリー客の接客は手を抜く…なんてキャバ嬢は実際います。
しかし、本指名にばかり頼ってしまうのは危険です!
本指名のお客様といえど、お店に来てくれなくなることもあれば、他店のキャバ嬢に取られることだってあり得ます。
ですから、常に新規客は補充しておくべき!
お客様が多すぎて困ることなんてありません!
場内指名は次の本指名に繋がるのです。
一時期、お店で「場内指名の鬼(笑)」と呼ばれた私が、場内指名の取り方や接客の心得をお話します!
売れているキャバ嬢は場内指名を無駄にしない
売れっ子キャバ嬢ほど、細かく確実に仕事をこなす人が多いですね。
場内指名も決して嫌がりません。
お客様をもっと増やしたいと思っている時、本指名のお客様が来店していても、少し抜けてフリー客に着けてもらったりしたこともありました。
しかし、場内指名をくれたお客様を本指名で来てもらうように誘導するのは、正直言って難しいです。
その日たまたま来店しただけで、普段はキャバクラでは遊ばない…なんてお客様もいますから、場内指名が100%、本指名に繋がるわけではありません。
それを考えると、場内指名は多ければ多いほど安心なんです!
少なくとも半分は本指名に繋がるでしょうから、場内指名はバンバン取っていきましょう!
同じような会話は絶対にNG
場内指名がもらえるのは「フリーのお客様」です。
フリーでキャバクラに来店すると、ワンセットで大体2、3人のキャバ嬢が順番に着きます。
この時、自分が何番目なのかを気にするのも大切。
お客様は1時間で「初めまして」を2、3回繰り返すわけですが、誰が付いても毎回同じ会話…だと他のキャバ嬢との差別化が図れません。
「初めまして~。どこから来たんですか?何歳?何してる人?」などの会話は、大体1人目のキャバ嬢と済ませちゃいます。
自分が2番目や3番目に着く場合は、違う会話をする事を心がけましょう。
空気を読むことが大切
場内指名に関わらず、キャバ嬢たるもの場の空気は読まないとやっていけません。
もしくは、空気を自分で作っていくのも良いですね!
会話のテンションはお客様に合わせて、ノリが良いお客様ならノリ良く、しっとりと飲みたいお客様なら大人っぽい感じなど、いくつも接客方法を持っておきましょう。
お客様に合わせて演技をする感じでいけば割と自然にできます。
指名交渉は明るくサラっと行う
キャバ嬢としては、指名交渉は必ず成功させたいもの。
最初の頃は指名交渉ってすごく難しいですよね。
タイミングも分からないし、なんて言えばいいのかも分からない…そんなキャバ嬢も多いのでは?
指名交渉をするタイミングで1番やりやすいのは、ボーイに名前を呼ばれた時ですね。
「呼ばれちゃったんだけど、もうちょっと一緒に飲んでもいい?」という風にお客様に聞くのが良いでしょう。
間違っても「指名して」という言葉は使わないようにした方が良いです。
指名という言葉をキャバ嬢が言うと、一気に「お仕事感」が出て嫌がるお客様が多いですね。
また、あまりしつこく交渉せずに、断られた場合も「楽しかったからまたフリーで来たら着かせてね♡」と言って潔く去りましょう。
1度断られても、お客様によって戻してもらえる可能性もありますし、次に来た時に指名してくれる可能性もありますからね。
フリー客ほど力を入れるべき
お店への貢献度や、お店にとって大事なキャストになるためには「本指名」の数を増やすことが大事です。
ですが、フリーで来たお客様に着けると、高い割合で場内指名を取ってくるキャバ嬢も、お店から大事にされるキャストになりやすいんです。
なぜなら場内指名の半分は本指名になって返ってくるから。
場内指名が取れるキャバ嬢=接客・仕事ができるキャバ嬢だと思われます。
また、店にとって外したくない大事なお客様や、店が掴みたいリッチなお客様の席なんかにも優先的に着けてくれる可能性もアリアリです。
店が協力してくれればお客様も掴みやすく、人気キャバ嬢も夢ではありません!
フリー客ほど、力を入れるべきだというのはそういうことです。
印象を上手く残して選ばれるキャバ嬢を目指して!
フリー客の接客は短い時間ですから、いかに印象を残すかが大切。
「話していて楽しい」「癒される」「元気が出る」などなど、自分の長所を見付けてそこをアピールするのも良いですね!
また、ギャップを狙うなんていうのもアリですよ♪
見た目は「ザ・キャバ嬢」なのに、話すと意外と庶民的…なんて感じもウケが良かったりします。
接客技術やルールなど、難しいことは考えずにとにかく「楽しく会話をすること」を意識してください。
▼紹介実績No.1の夜のハローワーク▼
コメントを残す